出産後は、病院で赤ちゃんと一緒に過ごすことが多いものです。
母乳育児を推奨している病院では特に、昼夜を問わず一緒に過ごすのが一般的です。その生活を中心に考えて、
家でも赤ちゃんのお世話中心の生活をしていくと、母乳の出が定着したり、産後のママの身体が順調に回復していくことに繋がります。産院スタッフから「泣いたらオッパイをあげてね、3時間ごとには授乳をして、」とアドバイスをもらうことが多いです。母乳を中心に授乳すると一日12回~15回、多い人で20回あげる人もいます。ですが、赤ちゃんの体重や、ママの体調、忙しさによってはミルクをあげることを選択するのも大事なことです。
一か月健診までは、産院でアドバイスのあった方法を基本に、それでも続けるのに困難がある場合は、ミルクを足すことも考えても良いと思います。その場合、母乳の出を確認してミルクをあげるか考えるために、産院、助産院などの母乳外来で助産師のアドバイスを受けるのはお勧めです。最近は産後2週間健診がある産院も増えてきました。その場合はちょうど良い確認の機会となりますので、アドバイスいただいてください。
ちなみに一か月健診以降は、母乳と赤ちゃんの成長と生活リズムに、それぞれのペースが出てきます。個性が出てきますから、同じ月齢の赤ちゃんでも違いが出てくることがあります。ほかの人と比べたりせず、我が子を見てあげてくださいね。