子育て

抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこするときの注意点

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赤ちゃんとお出かけ

赤ちゃんが生まれると抱っこは欠かせません。しかし、赤ちゃんといえど結構な重さがあり重心も定まっていなこともあり長時間の抱っこは疲れます。

そこで、抱っこの負担を減らすために抱っこ紐を使う方が増えています。
抱っこ紐はいろんなタイプがあり、赤ちゃんの月齢や場面によっても使い分けができるくらい種類が豊富です。家用と外出用で使い分ける方もいます。

メーカーによっては生後2週間から使えるものもあるとのことで、
抱っこ紐を嫌がる赤ちゃんも少なくなく早いうちから慣らしておくことも大切です。

赤ちゃんを抱っこするための抱っこ紐の種類

抱っこ紐には様々なタイプがあります。持ち運びに便利な物、赤ちゃんをすっぽり包んで寝かしつけに最適な物、お出かけするのに動きやすくて蒸れにくい物など。また、赤ちゃんの安全のため、落下防止ベルトがついているものもあります。

赤ちゃんの特徴によっても、抱っこ紐の種類で合う合わないがありますので、色々試してみると良いと思います。

抱っこ紐をきちんと選ぶことができれば育児の肉体的・精神的負担も大きく減ります。

スリングタイプ

大きな布で赤ちゃんを包み込むハンモックのようなタイプの抱っこ紐です。
また、赤ちゃんとの密着度が高いのも大きな特徴です。
着用には多少慣れが必要ですが、軽量でコンパクトにたためるため愛用するママは多いです。使用上の注意ですが、股関節脱臼を予防するため、決して両足を揃えて入れることがないよう気を付けてください。

縦抱っこタイプ

お父さんに抱っこしてもらってる

赤ちゃんとママの顔が向き合う抱っこ紐。対面抱っこ紐とも呼ばれます。
このタイプはママの心臓の音を聞くことができ、
赤ちゃんも安心して抱かれることができます。

首のすわる4ヶ月頃からの使用となりますが、
首が座る前の赤ちゃん用の首や頭をサポートするインサートという補助具付きなら新生児から使用することもできます。

ママの顔が見えるので寝かしつけにも向いています。

横抱っこタイプ

新生児〜6ヶ月頃まで使用できる抱っこ紐です。寝かせた状態のまま赤ちゃんを抱っこ紐に乗せるタイプです。抱っこに慣れていない新米ママには特にお勧めで安定感のある抱っこができます。使用期間は短いですが、首の座る前の赤ちゃんとのお出かけにはお勧めです。

おんぶ紐タイプ

抱っこ紐とは少し違うのですが、赤ちゃんをおんぶすための紐で、
両手が開き前に赤ちゃんがいないため家事の時には必須アイテムです。
抱っこ紐のなかには何通りもの使い方の出来るものありますので
購入の際には複数の使い方ができるものを選んでみるもの一つの手です。

例えば、アップリカの新生児対応 コラン ハグ ABという抱っこ紐は
おんぶも含め5通りの使い方ができます。
アップリカ コラン ハグスペーサー

抱っこ紐はいつからいつまで必要?

抱っこ紐を外したところ

先にあげたアップリカのコラン ハグの
対象年齢は0カ月から36カ月(15kg)としています。

メーカーや抱っこ紐のタイプによっても違いますが、
一番は赤ちゃんの成長具合と個性だと思います。
そして、ママの体力と体の具合にもよります。

ママが子供の重さに耐えられなくなったら無理に抱っこ紐を使い続けるのは
負担でしかありませんので別の方法を取った方がよいと思います。

赤ちゃんが歩けるようになり抱っこの時間が少なくなってきたのをきっかけに
抱っこ紐の使用をやめる方もいます。

抱っこ紐でなくとも外出時はベビーカーで代用可能ですし、
家の中ではベビーベッドやバウンサーのような寝かせておくものや
腰が据わってきたらバンボのようなベビーソファーを用意しておけば
赤ちゃんを置いておくことができます。

あまり、「○○でなければ」という思いにとらわれて視野が狭くなるのは良くありません。

ご自身と赤ちゃんに合った方法で育児をしていけばよいと思います。

抱っこ紐は育児の負担を大きく減らしてくれるものです。
メーカーも使い方も様々ですが、ご自身のスタイルに合ったものを選ぶことが大事です。
妊娠が分かった時からある程度、どんなものがいいのか目星をつけておくと、
いざ使うときに慌てなくてすむかもしれません。

抱っこ紐の使い方や使う期間の相談先も各自治体で
窓口があります。
どうしてよいか分からなくなったら、ママ友さんなど誰かに相談するのも解決法の一つです。

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